経済産業省がこのほど公表した昨年12月の第3次産業活動指数(2010年=100)は前月比0.2%減の105.3と2カ月ぶりに低下した。「第3次産業活動は足踏みが見られる」と同省。業種別では宿泊業が9.4%増の128.3と2カ月連続で上昇した。
第3次産業活動指数はサービス業など第3次産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は1.3%減の76.2と2カ月ぶりに低下。ホテルは8.6%増の153.9と2カ月連続で上昇した。
旅行業は3.2%減の85.8。このうち国内旅行は6.1%増の98.9。海外旅行は3.7%増の67.5。外人旅行は21.8%減の345.5。
遊園地・テーマパークは4.8%増の120.7。航空旅客運送業は1.1%増の140.4。道路旅客運送業は0.7%減の100.0。
これらを合わせた観光関連産業全体は2.8%増の113.0。